
でもライセンス取得だけが目的になっていませんか?
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FPの資格保有者は150万人!
ファイナンシャルプランナーの資格保有者は、日本で約150万人といわれています。
スゴイ数ですよね…
これはFP技能士という国家資格(1級/2級/3級)や民間資格(AFP/CFP)のいずれかを保持している人の総数です。
ただし、クライアントの相談をベースに収益を稼ぐ独立系FPはわずか千人程度と言われています。
(企業に雇用されてFP業務をしている人は除く)
独立してプロフェッショナルとして活動している人はほとんどいない状況なんです。
(アメリカだとCFPの保有者が約6万人おり、そのほとんどが実務として活動中)
人気資格でライセンスは持っているのに、独立してFPとして生計を立てるのは難しい。
これが実態なんですよね。。
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資格を活かせない理由は?
資格を活かせない理由は、大きく2つあります。
①ビジネスの成功と資格の勉強は関係が無い
TUNEの場合は資格取得が先でその後、実務にうまく結びつけることができました。
でも後々分かったことは、ビジネスとしての実務での成功と資格取得はあまり関係がないということなんです。
FP資格の知識は、ライフプラン、リスクと保険、タックス、不動産、相続・事業継承という6分野で構成されています。
これは主に理論系の知識ですよね。
例えば、、
株価ってどのように決まるのか?
債権とは?
不動産まわりの法律はどうなってる?
みたいな…
でもクライアントの相談業務で求められていることは、理論の解説じゃないですよね?
・リスクが低い投資で、堅実にお金を増やしたいんですけどどうしたらいいですか?
・今度結婚するんですが、マンション買ってもいいですか?
・オススメの株式やファンド、保険を教えてください。
こんな質問には、クライアントにメリットのある具体性のある答えが必要ですが、FP資格の勉強では出てこない知識・ノウハウなんです。。
例えば株式の中でもインデックス投資をするならコレとか、金融商品の知識やサービスをよく理解しておく必要があります。
あるいは、自分の弱点分野は他のFPを雇って強化するとか戦略的にビジネスを展開するコツが必要なんですよね。
②資格取得⇒仕事へ生かす確立したビジネスモデルがない
資格を活かせないもう1つの理由として、資格取得しても仕事に結びつけれる道筋が無いということなんです。
アメリカでは、CFPを取得している人は、RIA(個人向けの投資顧問業)をするケースが定着化しています。(cfpの関連記事は以下参照)

RIAは顧客の株式や投資信託を中心とする金融資産をアセットマネジメントして報酬をもらうというビジネスモデル。
日本の場合は、最高グレードのCFPを取得しても、その後どう仕事に生かすという明確なビジネスモデルが存在しないんです。
簡単にいうとCFPを取得しても、どのように稼いでいいか分からないという事態に…
弁護士とか税理士は、弁護士業や税理士業を開業すれば一定ニーズのもとに仕事の依頼が入ったり、報酬の相場や業界基準もあります。
それに比べてFPの場合はCFPを取得しても新米のコンサルタントみたいなもので、どういう相談業務を行っていくら報酬をもらうかは、個人で決めていくしかない。。
新規のコンサルティング業を1つ始めるといっても過言ではないくらいパワーもいるし、事例もあまりないという状況が、資格取得⇒ビジネスへ生かすという道を険しくしているんですよね。
要は自分で新しいビジネスモデルを確立する必要があるということです。
じゃあ、FP資格を取得して独立しないで何をしている人が多いかというと、ビジネスモデルが確立しているジャンルでFPとして活動(企業系FPとして働く)している人がほとんどなんですよね。
例えば、保険販売をする、証券仲介と言われる金融商品を販売する、不動産業を行う、とかです。
こういった保険、証券、不動産などルールと報酬が決まった既存のビジネスモデル(企業FP)のなかで、ライセンスを付加価値として利用しながら仕事をしている人が結構います。
(FPの9割がこのタイプだと思います)
なので、顧客の相談業務を仕事のメインとしてやっていく独立系FPは、ビジネスモデルがそもそも無いので確立するのが難しいということなんですよね。
この辺はノウハウ含め、資格取得しても全然身に付かない部分なので別に対策をとる必要があります。
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結論:資格取得の勉強とFP独立に向けた準備は同時進行が◎
先ほど、資格だけ取得してもビジネスの成功とはあまり関係がないといいました。
でも逆に極論を言うと、FPとしての資格を持っていなくても「私はFPです」と宣言して、開業することはいつでもできるんですよね。
弁護士や税理士が資格を持っていないのに、「私は弁護士(税理士)です」と名乗ったら、当然罰せられますよね。
FPは資格がなくても、ファイナンシャルプランナーを名乗るのは法的に問題無いんです。
逆に言うと素人同然でもFPと名乗れてしまう現実があります。(敷居が低い!)
じゃあFP資格取得が仕事に関係ないなら、独立にむけた準備にフルコミットした方がいいのでは??
というと、そうでもないんです…
確かに、FPは肩書き(資格取得)があっても、仕事で稼げるかは別問題です。
ただし、少なくとも肩書き(資格保有者)があるかないかで顧客の印象は変わります。
突然ですが、ビジネスの場で初めて合った人の印象ってどこで決まると思いますか?
外見や身だしなみ、話し方やふるまいなど…色々あるかもしれませんが、
それって一要素にしかすぎません。
クライアントの第一印象は、「名刺記載の肩書き」きなんですよね…
役員とか部長だからエライ人なんだ…とか
担当だからしゃべりやすそうだな…とか
この肩書きで、顧客はある程度の権威や信用を無意識に判断しているんです。
TUNEも資格無しの状態から名刺に記載する資格が上位になるほど、クライアントのこちらに対する「信頼度」がちょっとずつ変わるなあと思う時がありました。
かといって、CFPや1級を目指して2、3年勉強してから、そのあとコツコツ仕事に生かせたら、、、なんて考えるのも結構長期スパンになるし躊躇する人もいるのではと思います。
じゃあ、どうすればよいか?
最短でFP活動したいなら、どっちも一緒に始めた方がいいです。
TUNEは資格取得後、独立を模索しながら少しずつ仕事を増やしていけたのですが、今思えば非効率だったなあと反省点が多かったような気がします。
「資格勉強」と「FP独立への準備」は同時並行で進める。
回り道なようで、FPで稼ぐための最短距離だと思っています。
最短でもFPとしてお金を稼げるようになるまでは3年くらいはかかると思っておいた方がいいです。
独立までの具体的なステップを考えよう!
資格勉強はともかく、独立までの準備は何をしたらいいのか?
このポイントをまとめると、こんな感じになります。
(各Stepの詳細は別記事で記載予定です。今回はサワリのみ!)
⇒お金の勉強、自身のライフプラン設計、投資手法の選択検討
TUNEはStep①で「不動産投資」と出会い、各社が提供している無料セミナーに沢山いきました。そのお陰で、自分がセミナーできるくらい基礎的な知識やノウハウを身につけることができましたね。(関連記事は以下)

(自身の経験談や運用成績と合わせて)
セミナー向け教材を作成する
スケジュール的な目安:Step①~③を1年、Step④を2年目、Step⑤を3年目から開始
まとめ
・これからFPを目指す人は、資格勉強+独立FPに向けた準備を並行して進めるのが◎
・資産運用の成功体験を親族や友人に紹介するところから始めてみよう!
関連記事をピックアップ!
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